2004年 国際コメ年、国連. 食糧農業機関(FAO)に提出した資料<日本語>

 (自然農法)稲作の安全、簡単、高収穫、低コスト栽培方式の提案

1.提案のポイント

(1)現代農業の栽培方式は自然を正しく理解しておらず、植物の成育にとってプラスとなっていない。


(2)植物を微生物が育てていることが無視されている。特に葉に棲息する好気性菌の働きを忘れている。

  また、植物の根は栄養分として微生物とその分泌物を吸収していることも知られていない。

  好気性菌と嫌気性菌の働きについても正しく理解されていない。


(3)植物の病気の原因が理解されていない為に、
  化学肥料と農薬が使用され、これが逆に病気と害虫を呼んでいる。

(4)自然には自然の法則が存在し、このことを現代科学は正しく認知していない為に、
  植物に病害虫が発生したり、収穫が本来あるべき量まで上がっていない。

(5)自然がどうやって植物を育てているか、自然の仕組み、微生物の働きを理解した結果、
  完全有機栽培が可能となった。
  
  世界にはまだ事例のない栽培方式が開発出来た。


  
この自然微生物農業栽培方式の結果の確認と世界の農業への共同普及を提案する。

  
この栽培方式を自然微生物農法と名付ける。

  稲作、畑作全ての植物栽培に応用出来る。

2 稲作4年間の実例結果

 (1) 4年間とも農薬を全く使用せず害虫は発生しなかった

 (2) 稲穂の実の粒数は 140〜200粒 (通常は 70〜100粒)

 (3) 2003年は日本は不作の年にもかかわらず豊作となった。
  
        10俵/10アール(通常 7〜8俵/10アール)

 (4) 雑草の抑制も出来ることが判明


3.  自然微生物農法によりどういう収穫を上げることができるのか

(1)無化学肥料、無農薬栽培が可能に

(2)収穫量は約倍の収穫が可能、植えつけから収穫に至る期間も短縮化出来る。

(3)植物の病害虫防止、連作障害防止が出来る。

(4)収穫された野菜や穀物は安全で栄養価が高く、鮮度保持力がある。

(5)化学肥料や農薬に汚染された土壌は約1ヶ月で有害物を分解して、無害化出来る。

(6)栽培コストは従来方式の約12以下で済む。(化学肥料、農薬使用ベースと比較して)

4.  自然微生物栽培方式

(1)葉への微生物醗酵液の葉面散布 

  植物の葉にはその植物の育成に必要な微生物が棲息し、この微生物(好気性菌)が光合成を行い、
   CO2O2にし、たんぱく質をアミノ酸たんぱく質に代えている。

   稲の葉には稲に必要な微生物が棲息し、小麦の葉には小麦に必要な微生物が棲息している。

   稲の栽培には、稲の葉の微生物を醗酵させて、それを稲の葉に1回〜2回スプレーしてやる。

   葉に棲息する微生物が多くなると、その分光合成を多く行い、
  アミノ酸たんぱくを多く生産するから成長が早く、大きくなる。


(2)土壌総合栄養醗酵液の土壌散布

  植物の根は栄養として土壌中に棲息する微生物の死骸とその分泌物を吸収している。

   化学肥料を直接栄養として吸収しているのではない。

   微生物は生き物であり、有機物を主食とするから、化学肥料しか与えられないと、
  微生物に餌を与えないことになり、死んでゆくから、植物は栄養失調となる。

   微生物そのものを土壌に戻してやることにより、植物の栄養となる。

   この時、微生物の+と−のバランスを取ると病害虫は発生しない。

  +は好気性菌、−は嫌気性菌であり、有機農法は嫌気性菌を主に栄養として活用し、
  好気性菌の存在を無視しているからバランスが取れない。

  双方の微生物群は酸素(+)と水素(−)の保有で異なり、
  O2
とHのバランスによりエネルギーを発生させるから植物は良く育つ

   連作障害は塩分集積と連作により、
  その栽培植物に必要な微生物が土壌中にいなくなったことが原因となっているから、
  塩分を食べる微生物と栽培植物の葉の醗酵液を土壌に戻してやると連作障害が治る。

 微生物の働きを利用することにより、土壌栄養、連作障害、病害虫の発生の防止を実現出来る。

  微生物は共存共生の性質を持っており、
 多種類の微生物の同時醗酵及び同時使用は全く問題が発生しない。



(3)
  葉に病害虫が発生した時の醗酵液の葉面散布

  薬草・薬木、ハーブ等の抗菌、抗虫の強い効力のある植物を
2030種類集め、
  その植物に棲息する微生物を醗酵させた液を葉面散布することにより、
  虫を忌避させることが出来る。


  材料の植物は漢方や薬草で人体には薬効を持つもの、
  自然の安全な植物のみを使用するから、
  薬効となっても、有害にはならない。(日本でPAT申請)

  一般に薬草・薬木の抽出液が使用されてるが、
  醗酵方式の方が濃度、大量生産の面から圧倒的に有利となる。

  木の葉のみを使用するから資源保護にもなる。


(4)
  植物成長促進液

  野菜や花卉に化学薬品の成長促進ホルモン液が使用されているが、
  この化学薬品に代わって、天然で副作用のない成長促進液が開発出来た。

  着果や成長促進に、安全な天然の成長の早い、
  又女性ホルモンを多量に分泌する微生物から成長促進醗酵液が出来るようになった。
                             (日本でPAT申請)


(5)  雑草防止液

  厄介な雑草の抑制と防止がついに可能となった。

  自然と対話の内で、何故雑草が生え、どうすれば雑草が生えないかの原理が解かり、
  自然の植物のエキスとアレロパシーの作用で雑草問題も解決出来るようになった。


5.  新しい、簡単、早い、低コストの醗酵方式の開発成功

 (1)植物の葉や実からの微生物の抽出方法の簡単な方式開発が出来た。

 (2)好気性菌醗酵液の醗酵方式の開発…34日間で完熟 早いやり方では4時間で完全発酵

 (3)醗酵液の増量の簡便方式…全体で数千倍に増やせる。

 (4)FT革命…Fermentaion Technology の時代へ

     従来は嫌気性醗酵方式が主体⇒これからは好気性醗酵方式へ

   従来は嫌気性利用方式が主体⇒これからは好気性と嫌気性のバランスを取る方式へ

   新しい好気性菌醗酵方式の開発に成功

   早い、簡単、低コスト=微生物の様々な働きが解明できた。

   …自然は微生物が形成し、働いて循環している。

   微生物があらゆる問題点を解決してくれる。



   ※       醗酵方式と抽出方式の有利差比較

         醗酵方式……濃度500倍以上

       増産能力…数千倍

      コスト……安い

      資源保護木を代株する必要がない。 葉と実を利用。


6.     当方の提供出来るソフト

  (1)植物を自然がどう育てているかの原理

  (2)
微生物の働き、特に好気性菌と嫌気性菌の働きを現代科学は理解してない。

  (3)
微生物の醗酵方法とそれの増やし方のソフト、………新しい好気性菌醗酵方法

  (4)
病害虫防止の植物材料の選定方法、醗酵液の作り方

  (5)
畑の雑草抑制のやり方

  (6)野菜、穀物の栽培方法…安全、無害、高収穫、低コスト=安全有機栽培

  (7)
化学薬品成長促進ホルモン剤に代わる、天然品植物成分による着果や成長促進醗酵液   

                                       
        文責  河合 勝(
MASARU KAWAI


             ザ・グローバル・ピース大学 名誉教授

 
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